実は、桜を撮った時もだんじりを撮った時も「望遠のレンズがほしい」と思っていたんですが、思い切って買ってしまいまして、で、買ったからには「使いたい」ということで、望遠レンズが活躍するであろう王子動物園まで行って撮影してきました。
撮影中はガラスの写り込みの回避やピント合わせに苦労したり、望遠レンズを構えたままシャッターチャンスをじぃ〜っと待ってって、腕がだるくなったり、などなど色々ありましたが、ちょっとまとめておこうと思います。
なお、このページで紹介している以外の写真はギャラリーページにまとめてあります。
動物園は、幼稚園の遠足や、校外学習できている小学生など子供が中心でしたが、一眼カメラを持って撮影して回っている人も多く見かけました。入ってすぐのにいるフラミンゴの所にも、カメラを抱えた人がたくさん集まってました。みんなフラミンゴが作るハートを狙っている様子。自分も20分位粘ってみましたが、そう簡単には撮れないもんですね。
何をしているかよくわからないけど、とりあえず撮ってみた。
気温も上がってバテているのか、寝てたり、眠たそうな動物が目につきました。特に大型の動物達は寝てる率が高い気が。幼稚園児たちも「起きて−!」て大きな声出してました。
動かないと撮影しやすいけど、せっかく動物見に来た人にはちょっと残念な気も。まぁ寝ている姿も動物の一側面なんでしょうけど・・・。
パンダは最初に飼育場所に行った時は居眠りしたので、餌の時間に見に行ってみると、人が多く集まっていて、ガラスの写り込みがあっても上手く場所移動できなかったりと、良いのが撮れませんでした。
コアラも居眠りしてましたが、しばらく待ちぼうけしてると、一匹がモゾモゾ動き始め餌をモリモリ食べ始めたのでパシャリ。
アライグマも1枚だけいい感じで撮れました。
あまり可愛いさの感じない横顔。
そしてこちらは、コモンリスザルの背中。カメラを構えたまま「コッチ向けコッチ向け」と念を送り続けたんですが、実らず、素早い動きで移動してしまいました。でも、これはこれで良いかなと。
その他の写真はギャラリーページをご覧ください。
シロフクロウがお気に入りに
たくさん動物を見て回りましたが、気に入ってしまった動物が、シロフクロウ。
白い体にグリッとした黄色い目玉で、クルッ、クルッと首が回り、顔にも仕草にも愛嬌があって、なんだか気に入ってしまいました。目を細めるとニッコリ笑顔になるのは後で知って撮れなかったのを後悔しているところです。
ちなみに、帰り際、園内のグッズコーナーでシロフクロウのキーホールダー買っちゃいました。
(某漫画に出てくるアリア社長の頭の上に乗っけています。)
シロフクロウは飼ってみたいと、割と真面目に考えたぐらいですが、餌はネズミを丸ごと与えるとか、飛ばすことができるぐらいのスペースが必要だったり、実際飼うのは難しそう・・・。
望遠レンズを使ってみて
今回本格的に望遠レンズを使ってみましたが、動き回っている動物は、ピントをあわせるのにちょっと苦労しました。
オートフォーカス使うと、手前の柵や後の植物にピントが合っちゃうので、マニュアルでピント合わせようとすると、動きに追いつかないし・・・。
そんな感じで四苦八苦してましたが、帰って調べてみると、カメラの設定で色々対応できるようで、この辺も上手く撮影できるようになりたいところです。
望遠レンズを使うと、動物との距離感がグッと近づいて、今までと違った動物園を楽しめました。
ただ、動物と間近で接することができる場所などでは、標準レンズに付け替えて、また望遠に戻して・・・ってやるのが、少し億劫。2台カメラがあれば、問題ないんでしょうが・・・。
ともかく、別の場所でも上手く活用できればと思います。
神戸市立王子動物園
ちなみに王子動物園はパンダとコアラが同時に見れる日本で唯一の動物園なんだそうです。動物以外にも、遊園地、旧ハンター邸(異人館)や実際に使われていた蒸気機関車「D51」も展示されています。(※旧ハンター邸は内部公開されていない期間もあります)
療養中の動物もいたし、入園料も安いし、シロフクロウをもっかい撮り直したいし、カメラの腕を磨くにも、ちょくちょく行ってみようかなと思います。
そんな感じの動物園撮影でした。
次はどこへ行こうかな。