布引の滝は新幹線の「新神戸駅」から15分ほど歩いていける神戸市内の景勝地です。「那智滝」「華厳滝」と並んで日本三大神滝とされているそうです。
今回は、布引の滝からちょっと先に足を伸ばして、布引貯水池(布引五本松堰堤)まで行ってみたので、まとめておきます。
新幹線の新神戸駅東側の道を標識に従って坂道を登っていくと、砂子橋が見えてきます。
ここからは、自然に囲まれた遊歩道を進んでいきます。標識やマップなどもしっかりしていました。
ひとまず雌滝(めんたき)を目指して進みます。
なお、布引の滝は、雌滝(めんたき)、鼓滝(つつみだき)、夫婦滝(めおとだき)、雄滝(おんたき)の4つの滝の総称なのだそうです。神戸市民ですが、、雄滝(おんたき)だけが布引の滝だと思っていたのは内緒です・・・。
雌滝(めんたき)へは10分ほどで到着。
滝は、ちょっと奥まったところにあって、更に木に隠れるような感じだったので、手前の人工的に造られたと思われる段差のほうが、存在感がある気が・・・。
雌滝(めんたき)から階段を登って雄滝(おんたき)を目指します。
雄滝(おんたき)へ行く途中に鼓滝(つつみだき)があります。遊歩道から少し突き出した見晴らしスペースが有ったのですが、姿はよく見えなかったです。
鼓の音がすることからこの名前が付いたらしいですが、ただの水が流れる音にしか聞こえず・・・。風情を解する心って大事ですね。
更に進むと、雄滝(おんたき)と夫婦滝(めおとだき)が見えてきます。
上流側の大きな滝が雄滝(おんたき)で下流側の滝が、夫婦滝(めおとだき)です。夫婦滝(めおとだき)は雄滝(おんたき)の滝壺から流れ出た2つの流れが途中で合わさって滝壺に流れ落ちる姿から、その名がついたそうです。
雄滝(おんたき)は途中で、滝の幅がキュッと細くなり、滝壺に掛けて水の幅が広がっていく姿が特徴的に思います。
一般的な滝って、幅が変わらずドバっと流れ落ちていくイメージなんですが、雄滝(おんたき)のような滝は珍しいんでしょうか?
ここから更に登って布引貯水池を目指します。
途中の、猿のかずら橋。
パッと見「なんだか風情のある橋」と思ったら、コンクリートの橋をかずら橋風に装飾しているんだそうです。
一部アルミっぽい材質の手すり部分が見えてました。
布引貯水池の手前では、五本松かくれ滝が見れました。
この滝は、ダムがオーバーフローした時だけ水が流れ、見ることができる滝だそうです。
そして、目の間には布引貯水池のダム「布引五本松堰堤」が見えてきます。
ここの上り坂を登ると、布引貯水池です。
野鳥なども観察できるようですが、このときはどこにも見当たらなかったです。
登山する人もまばらにいましたが、落ち着いた雰囲気のあるところでした。興味のある方はぜひ訪れてみてください。
布引の滝までは気軽に行けて、道も整備されていますが、山道と思って準備した方が良いと思います。大きい荷物やベビーカーで行くには難しいですし、サンダルやヒールの靴なども避けたほうが良いと思います。
最後に周辺マップと神戸市の紹介ページのリンクを載せておきます。
参照リンク